雑誌『林泉』昭和10年1月号創刊
(但し昭和19年5月号{113号}を以って一時休刊)
雑誌「林泉」はA5判30頁ほどの冊子で、第一号は昭和10年1月5日に発行された。編集兼発行者は当時の京都林泉協会代表者重森三玲。年12冊、毎月発行されていた。しかし、終戦の前年昭和19年5月に第113号(終刊号)が発行された。
尚、「林泉」の文字は空海の綜藝種智院式を採り、その中より林と泉を集字されたもので、空海の力強い良い字は毎月の林泉誌の表題として表紙を飾ってきた。戦後復刊された会報「林泉」にも空海の字が使われ、70年を越えた今も毎月林泉誌の巻頭にある。
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昭和28年7月『林泉』誌
(第一号)再刊
林泉の文字以外は手書きであった。 |
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平成14年9月・第591号会報
京都林泉協会
30周年記念作庭
瑞峯院「独坐庭」 |
平成16年1月・第607会報
京都林泉協会
40周年記念作庭
大阪城・豊国神社「秀石庭」 |
平成17年1月・第619会報
岸和田城本丸八陣の庭
・鳥陣石組
昭和28年
重森三玲作庭 |
その他発行物
『日本庭園鑑賞便覧―全国庭園ガイドブック』
学芸出版社発行、2002年、四六判、264頁、2,520円(税込)
日本の美的要素のすべてがつまった庭という空間を、いかに愛で、理解するか。70年をかけて全国の庭園を賞翫してきた京都林泉協会による、鑑賞のための知識を網羅した愛蔵版。地割、石組、垣根、燈籠、石造品、古建築など、構成要素のすべてを解説する。全国1300件の庭園一覧、関係年表、文献目録等研究のための資料も充実。
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