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第957回 10月例会御案内

日 時    平成24年10月7日・第1日曜・晴雨共・午前8時20分・出発
         
集 合     JR京都駅八条口(新幹線側)・観光バス乗場・時間厳守願います
第二集合   JR北陸本線敦賀駅・駅前ロータリー・午前10時45分集合・出発
解 散     敦賀駅、午後4時20分頃。京都駅7時半頃の予定

講師      齋藤忠一氏 京都林泉協会副会長    

見 学     福井県 敦賀市の庭園と文化財 
◎ 気比神宮(ケヒジングウ) 敦賀町 敦賀駅の北方約1.2qに鎮座する。
  御祭神は伊奢紗別命(気比大神)、日本武尊、仲哀天皇、神宮皇后、応神天皇、玉姫命、武内宿禰命の七柱である。
天保2年7(1645)に造営された朱の大鳥居は、国の重文に指定されている。
・神池・神島  明治時代(または上古か?) 本殿の東から南にかけての池泉庭園であるが、雑草が繁茂して島も僅かの石もほとんど見えず、残念である。
◎ 幸若(コウワカ)遺跡庭園  池泉回遊式 江戸時代中期 市指定名勝 三島町
  天理教越乃国大教会内にあり、旧桃井幸若丸館跡庭園である。半円形の池泉に枯滝を組み、枯流れを引き、中島を二島配す。池泉向こうに築山を設け、多数の石で石組みをする。幸若とは音曲の名称で、幸若音曲は桃井幸若丸が創った。
◎ 柴田氏甘棠館庭園   池泉回遊式 江戸時代初期 国指定名勝
  環濠の一部を池とし、後方に築山を設け、池の北岸には玉石を敷いて磯浜をつくり、南岸の築山の渓間には滝をかけ、野坂山の遠望を借景としている。池中には中島1島を設け、高さ1mの巨石を立てて鶴石とし、島全体を亀の形に造り蓬莱島とし、手前から築山に向かって石橋二橋を架けている。
◎西福寺  敦賀市街の西方、大原山の麓にあり、大原山と号する浄土宗鎮西派の中本山で、浄土宗では北陸きっての名刹である。天平23年(1368)、御光厳天皇の勅命により、良如上人が開山したと伝え、足利幕府三代将軍足利義満の助力を得て、堂塔が完備された。
・阿弥陀堂 重文 文禄2年(1593) 、一乗寺から移築したもので、建築の様式も古く、諸堂中で最も古い。一重裳階付。阿弥陀・観音・勢至の三尊仏を安置する。
・御影堂  重文 文化8年(1811)3月再建。大殿ともいい、本山規模の大きな御堂。円光大師「法然上人」61歳等身大の坐像を安置する。
・四修廊下 重文 御影堂から阿弥陀堂へ渡る回廊で、念仏行者が極楽浄土へ往生する姿を再現している非常に珍しい構造である。
・書院  重文 元禄2年(1689)再建。 「方丈」額は黄檗二世即非の筆になる。
・庭園 池泉鑑賞式 江戸時代中期 国指定名勝
  延享年中(1744〜1747)31世の真誉円ギョクが諸堂を改修したが、本庭はその直後に作庭されたものと考えられる。書院の前庭で、山畔を利用して下部に池庭を設け、池中に大小5島あり、その内4島に石橋を架けている。池の西部に階段状に石橋を架ける。後ろの山上に三尊石組をし、手前山畔に諸菩薩の石組みをする。

会 費      例会費並びに昼食費        5,000円也
            臨時参加は           1,000円増
         バス代・40名参加で         3,500円

昼 食     「塩荘すずかけ亭」にて、和食C(1,575円含会費)の昼食です。

申 込     9月25日(火)迄に、電話又はFAXにて申し込んでください。敦賀駅乗車の方はその旨を明記、また臨時参加の方は氏名をお忘れなく。
      
              

     京都林泉協会事務局 
     〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
     電話・ FAX 075―751―0905
     例会当日の緊急連絡 090−5891−5628 佐藤昭夫迄